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オケでのゴールウェイ讃-ベートーヴェンその1 [クラシック音楽(オーケストラ)]

自分がフルートを吹いていた関係で、ジェームズ・ゴールウェイというフルーティストに心酔していました。それも1960年代後半から1975年までのメジャーオーケストラ在籍時代が最も気に入っており、オーケストラフルーティストの神髄を見せて頂いたと思っております。
これからはいくつかそのオーケストラ時代の名演のご紹介をしていきたいと思っております。中でも「隠れた名演」を発掘していきたいと思います。
今回は言うまでもなくゴールウェイの名を一躍有名にしたベルリンフィル時代の演奏から、ベートーヴェンの交響曲です。
カラヤンがベートーヴェンの交響曲を録音して現在レコードやCDに出ているもので実は「ゴールウェイ」が在籍していた期間の録音は殆どありませんでした。しかしながら当時カラヤンが目覚めた「映像化」のおかげで1973年頃に映像版としてベートーヴェンの交響曲全集を出したのですが、その中で「田園」と「第九」以外はゴールウェイがトップを吹いていたのです。しかしゴールウェイの演奏時の姿勢があまり宜しくなく、見栄えにこだわるカラヤンからの要請で映像での出演が最低限に抑えられていました。(映像ではほとんどアンドレアス・ブラウがトップ-先に音を取って後で映像をかぶせるやり方です)
とは言うものの音を聞けば間違いなくゴールウェイトーンであり、当時一番管楽器が充実していた時代としてカラヤンのベートーヴェンの演奏記録では最上位と言っても良いかもしれません。
実際に自分がアマチュアオケで演奏させて頂いた交響曲第2番や第5番、第7番はこの演奏を徹底的に聞きこんでステージに上りました。
カラヤンのDVDの映像版は2種類あり最新の映像版は1980年代なので、お間違えの無いよう「旧ユニテル」版の1970年代の映像を探してみてください。
Gベートーヴェン全集01.jpg
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