オケでのゴールウェイ讃-作曲家別名演:ドイツ長大作曲家 [クラシック音楽(オーケストラ)]
ドイツの長大作曲家というのは「ブルックナー」「マーラー」です。
ゴールウェイはベルリンフィルに入って初めてブルックナーを演奏したとの事です。
一方ベルリンフィルはカラヤンが結構ブルックナー好きなので有名な交響曲は複数の録音が残っています。
中でもEMI録音の第4番「ロマンティック」、第7番はフルートの名場面もチョコチョコ出てくるので聴きごたえがあります。
1973年に来日した時にもブルックナーの第7番を演奏したのですが、残念ながらここではブラウがトップを吹いていました。
ドイツグラモフォンはブルックナー交響曲全集を作り始めたのですが、ゴールウェイが登場できたのは第8番だけで、その後退団してしまいました。
これも聴きごたえのある演奏です。
一方のマーラーですが、カラヤンは晩年になってやっとマーラーのレコーディングに熱を入れ始めたようであり、ゴールウェイ退団までに間に合ったのは「交響曲第5番」と「亡き子をしのぶ歌」「リュッケルトの5つの歌」でした。「大地の歌」も時期的には間に合ったのですが、音を聞く限りではゴールウェイではなさそうです。
マーラーは本当にフルートの使い方が超「瞬間芸」が多いので、ゴールウェイの独特の音を楽しむ前にソロが終わってしまうという、甚だ消化不良の演奏が多くなります。「亡き子をしのぶ歌」の方がやや目立つでしょうか?
この二人の作曲家の曲は前出のワーグナーと同じで「鳴り物」優先の世界になっており、ゴールウェイの活躍が目立たないものの、突如僅かなソロでも登場すると「あっ、違うな」と分る存在感はしっかりありますね。
ゴールウェイはベルリンフィルに入って初めてブルックナーを演奏したとの事です。
一方ベルリンフィルはカラヤンが結構ブルックナー好きなので有名な交響曲は複数の録音が残っています。
中でもEMI録音の第4番「ロマンティック」、第7番はフルートの名場面もチョコチョコ出てくるので聴きごたえがあります。
1973年に来日した時にもブルックナーの第7番を演奏したのですが、残念ながらここではブラウがトップを吹いていました。
ドイツグラモフォンはブルックナー交響曲全集を作り始めたのですが、ゴールウェイが登場できたのは第8番だけで、その後退団してしまいました。
これも聴きごたえのある演奏です。
一方のマーラーですが、カラヤンは晩年になってやっとマーラーのレコーディングに熱を入れ始めたようであり、ゴールウェイ退団までに間に合ったのは「交響曲第5番」と「亡き子をしのぶ歌」「リュッケルトの5つの歌」でした。「大地の歌」も時期的には間に合ったのですが、音を聞く限りではゴールウェイではなさそうです。
マーラーは本当にフルートの使い方が超「瞬間芸」が多いので、ゴールウェイの独特の音を楽しむ前にソロが終わってしまうという、甚だ消化不良の演奏が多くなります。「亡き子をしのぶ歌」の方がやや目立つでしょうか?
この二人の作曲家の曲は前出のワーグナーと同じで「鳴り物」優先の世界になっており、ゴールウェイの活躍が目立たないものの、突如僅かなソロでも登場すると「あっ、違うな」と分る存在感はしっかりありますね。
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