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隠れた名曲紹介-イギリスのオーケストラ小品集 [クラシック音楽(オーケストラ)]

今回はクラシック音楽でもあまり有名でないものの、一度聴いたら「おっ!」と思える隠れた名曲として自分が感動した曲をご紹介していきます。
まず第1回目はイギリスの作曲家の小品を集めたCDの中からのご紹介です。
イギリス小品集CD01.jpg
イギリスの作曲家というと、クラシック界ではややマイナーで「惑星」で有名なホルストや「威風堂々」のエルガーぐらいが一般的ですが、このCDはそれ以外の作曲家の作品ばかりです。
中でもお勧めは「ウォルトン やさしき唇に触れて別れなん」と「ディリアス 春を告げるカッコウ」の2曲です。
ウォルトンの曲名がなかなか意味深ですが、そもそも「ヘンリー5世」という映画が作られた時の映画音楽の中の1曲だそうで、とにかく「癒される」音楽で僅か2分の弦楽アンサンブルが奏でる切々としたメロディはクラシックが苦手な人でも聴き入ってしまうと思います。
ディリアスも作られた曲はみな「ヒーリングミュージック」と言っても過言でないほど情緒的な曲が多く、この「春を告げるカッコウ」も「静かな森の奥から聞こえるカッコウの鳴き声」を見事に表現しており、きれいなハーモニーの中で時々聞こえるクラリネットの「カッコー」が印象的です。
このアルバムで演奏しているのはバレンボイム指揮のイギリス室内管弦楽団ですが、他の曲も聞きやすい小品ばかりで、特にディリアスの作品として「2つの水彩画」がお勧めです。
夜寝る前にちょっとアルコールやお茶を飲みながら聴くのもいい睡眠が取れるのではと思います。
意外とクラシック入門としても良いかもしれません。

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